フォトラクションでプロダクトマネージャー(PM)をしています千葉です。
3月から新規プロダクトの担当になりました。
初めて携わるプロダクトのためサービス内容や社内の運用体制などわからないことばかり・・・。
そんな状況から開発する機能を具体化するまでの取組みについて振り返ってみました。
目次
すぐに取り組んだこと
まずはプロジェクトの現状把握からです。次のことがわかりました。
- 顧客の課題・サービスの問題点は明らかになっている。
- 事業戦略には「○○月には使える状態にする」という開発の大まかな目標は描かれている。
- 画面イメージや要件定義書など開発するものを具体的に示すものはまだない。
なのでプロダクトを通して顧客をどのような姿にしたいのかと、そしてそれを実現するために開発するものを決めることから着手しました。
取組み①ターゲットユーザーとフォトラクションの強みを整理
私が担当するプロダクトは初期フェーズなので、狙いたいユーザー層に価値をしっかり提供することが大事だと考えました。そこで、事業戦略・ビジネス戦略をよく理解し、プロダクトの位置づけを明確にしました。それからターゲットユーザーやフォトラクションの強みを整理していきました。
取組み②顧客の声を聴く・ニーズを理解する
続いて顧客ニーズを明らかにするために顧客の声を聞くことにしました。フォトラクションは多くの建設会社と定例を実施しており、ユーザーから率直な意見を聞く機会に恵まれています。
ヒアリングを通して自分の想像していた業務以外にも手間がかかっている現状を知ることができました。顧客の言葉を紐解きながら潜在化する顧客ニーズが少しずつ見えてきた気がします。
やはり誰のフィルターもかかっていない1次情報を見ることの大切さを改めて感じました。
取組み③顧客ニーズから顧客の理想像を具体化
顧客のニーズの実現には、多角的な目線でプロダクトを設計することが大切だと考えています。
そのため、顧客ニーズを整理した後、顧客をどのような状態にしたいのか、どのようなユーザー体験(UX)が良いのかUIデザイナーと時間をかけて議論しました。
初期段階の議論は、具体的なUIなどはまだないので、空中戦になりがちでした。
そこで具体的なアイディアを持ち寄ることで認識を合わせ、少しずつ目線を合わせていきました。
参考までに、今回はアイディア出しでmiroを活用しました。業務フローや考え方の整理・可視化に使えるので描画ツールはとても有効でした!
これから
現在は理想のUXを機能要件に落とし込み、機能の設計を行っています。WebエンジニアやQAエンジニアもうすぐ合流していよいよプロジェクトが本格的に稼働します。
今後チーム開発・スクラムの導入により、ノウハウの蓄積やニーズへの柔軟かつ即応性が高い開発体制も構築していけるようになるでしょう。
まだまだ一歩目を踏み出したばかりのプロジェクトですが、ニーズを叶えるプロダクトを実現できるように一歩一歩前進していければと思っています。
建設業は2024年労働時間の上限規制を控え、生産性向上が急務となっています。テクノロジーで産業を変えていきたい方、ニーズを模索しながら実行してくプロダクト作りに共感や面白みを感じてくれる方、ぜひお待ちしております!
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