こんにちは!株式会社フォトラクションでプロダクトマネージャーをしています南風原(はえばる)です。
Photoruction Advent Calendar 2022の22日目の記事になります。
はじめに
Webエンジニアからプロダクトマネージャーに転身して早4ヶ月…
開発者だった時以上にプロダクトに向き合い、プロダクトの成長を目指して日々チーム一丸となってプロダクト開発に取り組んでいます。
私が主に携わっているプロダクトである「BPO機能」は、今年10月頃に新規リリースした機能になります。
今回は、たまに夢に出てくるくらい愛してやまない「BPO機能」について紹介していこうと思います😘
BPO機能とは?
BPO機能とは、工事の事前準備や、書類作成、データ入力などをサポートをするアウトソーシングサービスである「建設BPO」を画面上から簡単に利用できる機能です。
工事現場からノンコア業務を解放し、生産性向上を実現するとともに、生産データの蓄積を促進を目指しています。
また、Next SaaSである「BPaaS」の考え方に基づいて開発しており、SaaS利用以上の生産性向上を可能とするサービスとなっています。
BPaaSに関してはCEO中島さんが詳しく説明してるのでぜひ読んでみてください!
BPO機能の具体的な機能説明をする前に、建設BPOをどういったタイミングで利用するのかを施工管理業務の一つである「配筋検査」業務を例に説明していこうと思います。
建設BPOを利用しない従来の配筋検査業務のフローとしては以下のような手順で業務が進んでいきます。
- 図面準備
- 配筋検査を行う対象物件の図面を用意する
- 検査準備
- 工事写真の撮影時に用いる黒板の作成
- 図面上の検査を行う箇所にピンを設置(検査項目を事前に登録したりする)
- 検査
- 図面と現場を比較し検査していく
- 検査結果を記録していく
- 写真撮影
- 黒板を用いて工事写真を撮っていく
- 台帳化
- 検査結果や工事写真をまとめた台帳を作成し関係者各位に報告する
建設BPOを利用すると、「検査準備」をまるっと当社で対応することができるため工事の事前準備をする手間が省け、コアの業務に集中することができるメリットがあります。
また建設BPOは、当社で開発しているaoz cloudという建設業界特化型AIとオペレーターをかけ合わせて低コスト・高スピード・高品質で必要なデータを作成し納品しています。
建設BPOは以前から提供しているBPOサービスでしたが、BPO機能がリリースされる前は直接ユーザーとメールのやり取りをして運用していました。
ただ、以前の運用では以下のような課題がありました。
- メニューの標準化がされず拡販がしにくい状態
- BPOの利用状況が見えにくい状態
今回、建設業向けのクラウドサービスPhotoructionから、建設BPOを簡単に利用することができるBPO機能をリリースしたことにより、今後建設BPOを多くのユーザーに利用していただくことが可能になったのと、建設業の生産性向上により一層貢献していける可能性が広がりました!
BPO機能でできること
現時点でのBPO機能でできることを簡単に紹介していきます。
主にできることとしては以下のとおりです。
- BPOサービスの見積・発注
- 利用状況の確認
- 見積金額の確認
- 納品データの確認など
BPO機能で利用できるサービスメニューの一覧・詳細を確認することができます。
利用したいサービスメニューの見積依頼と利用状況の確認ができます。
また、ユーザー向けの画面とは別で社内メンバーが利用する管理画面の開発も行っています。
社内向け管理画面の詳細については内緒ということで🤫
技術スタックについて
最後に、BPO機能の開発で用いている技術スタックの紹介になります。
- バックエンド
- Laravel v9
- Python v3
- フロントエンド
- Nuxt v3
- Vue v3
- CSS&UIフレームワーク
- TailWindCSS
- Element Plus
- インフラ・CI/CD・その他ツール
新規でゼロから開発していることもあり、割とモダンな開発環境なのかなと思います。
まとめ
簡単にですがBPO機能の紹介をさせていただきました!
少しでも興味持っていただけましたでしょうか??
今後もより一層ユーザーに価値提供していくためにいろいろ作りたい機能があります。
今年から新しく提供している機能でもあるため、プロダクトとしてもまだまだ未熟です。
ぜひ、この記事を読んで興味を持っていただいた方や、新規プロダクトの開発、BPaaSの開発をしてみたい方がいらっしゃいましたらぜひご応募もしくはカジュアルにお話しましょう〜!!!🤝
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