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Photoruction Labo完全ガイド:1年を駆け抜けるプロジェクトの裏側

はじめまして、CREチーム所属のトヨカズです🦌

Photoruction Laboに関する記事もこれで3本目となりますが、今回は運営チームに焦点を当てた記事をお届けします。

前回の記事では、Photoruction Laboを企画した経緯について説明しましたが、今回は具体的に「どうやって進めているのか」や「どんなことを意識してイベントを運営しているのか」など、企画の裏側について詳しくお伝えします!

kojichu.photoruction.com

イベントの進行と初期段階の取り組み

初期段階

Photoruction Laboという企画を練っている段階で、単発のイベントではチーム間のコミュニケーションを活発にするのが難しいと感じました。そのため、中長期的にプロダクト作りに取り組むことで技術力の向上を図りつつ、チームメンバー同士の関係を深めることを目的に、1年というスパンを設定しました!

1年後には、期の締めくくりとして総会を行い、そこで成果物を発表します。この総会がPhotoruction Laboの最終ゴールとなります。

弊社では、1年の振り返りを行う総会と半期を振り返る総会があるため、途中経過の発表も行いながら、社内のに進捗状況を共有する機会を設ける計画です。

ゴールを設定することで逆算ができるため、クォーターごとにLaboのフェーズを分け、それぞれのフェーズでどこまで進んでいるべきかを計画しました。

一部抜粋

実際に発表したものとしてはこんな感じ↓↓↓

フェーズごとに運営と参加者のやることを可視化することで、運営同士の進行に関する共通認識を作り、それを参加者にも共有するように心がけていました。これにより、イベントの解像度を上げ、進行がスムーズに進むよう努めました。

イベント開始後

最初の1~2ヶ月で、意識していたこととしては、とにかくイベントを軌道に乗せる事でした。何事も始まりが肝心なので、ここでやっていたことをいくつか紹介します。

  • 各チームのslackチャンネル作成
  • チームが結成された時にやることリストを作成

運営で決めた規格がこちら

  • Photoruction Labo用のnotionページを作成
  • 各チームのMTGに、運営が参加する or メンバーとして参加
  • 社内LT会とのコラボ企画を実施

ざっくりこんな感じだったと思います。特に効果があった取り組みとしては、社内LT会とのコラボ企画でした。

参加者以外の人にどんな企画なのかどんなプロダクトを作っているのかを知ってもらうことで、ユーザーになるであろう社内の人の反応をもらえたり、プロダクト作りのモチベーションを高めるきっかけを作ることができました。

kojichu.photoruction.com

また、各チームのMTGに運営が参加するというのも、割と効果が大きかったと思います。運営が参加することで、プロダクト作りの進捗具合やメンバーのモチベーションの方向性を正確に把握することができ、これにより、課題に対して迅速かつ適切に対応でき、プロジェクトを軌道に乗せるための調整がスムーズに行えました。

具体的には、以下の点が大きな成果を上げました

  1. モチベーションの維持:メンバーのモチベーションを直接観察することで、適切なフィードバックやサポートを提供し、メンバーのやる気を維持することができた。
  2. コミュニケーションの円滑化:運営が直接参加することで、チーム内のコミュニケーションを活性化し、メンバー間の連携を強化した。

これらの取り組みが、初期段階における軌道に乗せるための要素になりました。

自主的にイベントに参加してもらう施策

イベント運営において、強制的に参加を促すとエンゲージメントが低下し、イベントの質自体も悪化する傾向があります。そこで、弊社では参加者を募集する際に以下の取り組みを提案しました。

  • 参加自体を任意にする:メンバーが自分の意思で参加できるようにしました。
  • 興味がありそうな技術を事前にヒアリングし、候補として提示:参加者が興味を持てる技術やテーマを選定するため、事前にヒアリングを行いました。
  • 今後のエンジニア人生にどんなプラスがあるのかを明示:参加することで得られるメリットや成長機会を明示しました。

メンバーを募る際に最も重要なことは、参加者が自分の意思で参加することです。

誰かに言われて参加するイベントは、自分の意思ではないため、不平不満が出やすくなります。その結果、イベントの質自体も低下してしまいます。こうした事態を避けるために、弊社では参加者の自主性を尊重し、自由意志での参加を推奨しました。

イベントの持続性を保つための工夫

イベントの持続性を保つために、運営側で気をつけてたこととしては、「参加者のモチベーションの維持」です。

自分もVRチームに参加しているので実感しているのですが、1年という長期間があるとどうしても怠けがちになってしまいます。そのため、Photoruction Laboでは総会などの発表以外に、いくつかのコンテンツを設けることにしました。

  • 社内LT会コラボ
  • Photoruction Labo 開発合宿
  • Photoruction Labo オンライン飲み会

ここでは、多くの企業でも実施されているオンライン飲み会ではなく、開発合宿に焦点を絞ってお話しさせていただきます。

Photoruction Labo 開発合宿

このコンテンツには、メンバー同士が普段顔を合わせて話す機会が少ない(フルリモート参加者が多い)ため、同じ場所で一緒に開発作業を行うことで、以下の2つを達成する目的があります。

  1. プロダクト作りの進捗向上

    • 一緒に開発することで、迅速な問題解決やアイデアの共有が可能になり、プロジェクトの進行を加速させる。
  2. コミュニケーションの強化

    • 直接対面することで、普段のテキストベースのやり取りでは難しい細かいニュアンスの共有ができ、信頼関係やチームワークが深まる。
    • これにより、今後の開発プロジェクトにおける生産性が向上し、より効率的なチーム運営が期待できること。

今回の合宿から良い成果を得る事ができれば、今後開発組織の取り組みの一環としても、活用できそうだと考えています。まだ開発合宿の案は、具体的な部分が固まっていませんが、今後実施された際に、改めて記事にする予定です!

まとめ

各チームプロダクト作りも順調で、イベントを軌道に乗せるところはクリアできたと思います!あとは、中間報告会までにどのくらい進捗を進める事ができるかだと思うので、メンバー共々引き続き頑張っていこうと思います💪

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